† LOVE GAME †
† 第一章
ゲームの始まり
「春輝くんッ!好きなの!付き合って」
朝から先輩に呼び出されてそう言われた
「アンタさぁ、なんか勘違いしてね??
俺、別にアンタの事好きじゃねぇしw」
「じゃあなんで私に笑いかけたのよッ!」
「はぁ?? 笑うの位、普通じゃね??
俺、アンタみたいな勘違い女が一番嫌いw」
「酷い……ッ!」
そう言って目に涙を溜める女
俺はその女に背を向けて歩き出した
「春輝また勘違いされてるしww
ってか、もう春輝に落とせない女とか居ないんじゃね??」
ダチの秋夜(シュウヤ)が言った
「当たり前w」
「マジで??
じゃあ、神谷 未来ちゃん落としてよ」
「神谷か…。
アイツ何考えてるか分かんねぇんだよな…。
いっつも音楽プレイヤーでなんか聞いてるし
休み時間はどっか行ってるし…」
「でも可愛いよな~」
「あぁ、それは思う」
「へぇ、春輝が可愛いって言うとか珍しいじゃん」
「実際可愛いし。」
「だったらさっきの先輩も可愛いかったじゃん」
「アイツは無理。
ケバいし。香水臭い」
「誰だったらいーんだよ…w」
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