† LOVE GAME †
ガラッ
桜井君が保健室の扉を開けた
やっとこれで女の子達から睨まれないですむ…。
「大丈夫か?」
私は頷く
「あれってもしかして人混みのせい…?」
気づいてなかったの?
私は頭を上下させた
「俺原因だよな…ごめん。」
「大丈夫」
人が減ったから落ち着いてきた…。
「授業、休んどく?」
私は左右に頭を振った
この間も倒れてサボっちゃったし…
「無理すんなよ?」
「大丈夫。
落ち着いてきたし…」
「そか…」
私達はチャイムが鳴ってから教室に帰った