† LOVE GAME †
† 放課後 †
私は体育館裏に来た
そこには、桜井君ファンであろう女の子達が大量に居た
「遅かったわね」
「図書室行ってましたから。」
私はこんな用を優先する程、暇じゃない。
「あんたさぁ~、春樹の周りチョロチョロしないでくんない?」
「そーそー。
私達、春樹に抱かれた事あるんだよー?」
「私、別にチョロチョロなんてしてませんし。
第一、桜井君に抱かれたからと言ってなんなんですか?桜井君、誰でも抱いちゃうような人じゃないですか。」
「ウザー!
あんた達コイツ入れて」
「「はーい」」
奥から体格のいい女の子が二人でてきて
持ち上げられた
ここまで体格差あるんだから抵抗なんかしても絶対、振りほどけないよね。
そう思って居ると、体育倉庫に入れられて閉じ込められた
キャハハハっと笑う女の子達の声が遠退いていく
こんなの別に怖くないんだけど。
中学の時から散々されてきたし。
私はそう思いながらマットの上に寝転がって眠った