† LOVE GAME †
「…私は貴方みたいな人に惚れたりしないから。」
「え…??」
「今朝、鈴掛(スズカケ)君と話してたでしょ。」
「あの時、神谷近くに居たっけ?」
「あんな静かな廊下で話してたら教室に居ても聞こえる」
マジか…って事は全部知ってんのかよ…。
ふーん…でもそれって、変に芝居うたなくてもいーって事だし??
本性出しちゃっていーんだ??
「大丈夫♪
すぐに落ちるから」
そう言って神谷の頬に手を添える
「ッ!?」
可愛い反応♪
顔を近づけると神谷が手足をバタつかせて反抗する
男に敵うわけねぇじゃん。
神谷と俺の唇が重なるまで後3センチになったところで
ガリッ
「っ痛!!!!」
小豆に足を思いっきり噛まれた