それからはご飯を食べさせてもらえないだけでなく暴力もふるわれるようになった

お姉ちゃんは心配して電話をくれていたけど『大丈夫だよ!』と言っていた

これ以上心配させたくなかったから


だから家に帰るのが嫌で夜遅くまで歩き回った
そんな私によってくるのはいわゆるヤンキーという人

だからいつの間にかわたしも傷んだ髪に黒と茶と金のまばらな髪の色

いつもジャージで彼氏もヤンキーで新井健治という1つ年上の男

健治もイライラするとすぐに暴力をふってきた


< 2 / 22 >

この作品をシェア

pagetop