1+1=1


宙に腕を引っ張られながら歩く


「い…痛いよ。

痛いよ宙ー」


返事がない



しばらくするとパッと手が離された


「未来がアイツが好きなのくらい気づいてたよ。」


「へ…」


「でも未来は俺んだからな。」


宙は私の髪に優しく指を通してキスをした


「…わかってる。」


宙がいない世界なんて考えられないから


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