恋日和。
「詩紀、見てみー」
「何?」

目をキラキラさせる春弥を見る

「俺じゃねーわ、アレ」
「………!?」

その先に居たのは、真那だった
いや、真那と真緒だった

「は?…え?」
え、ちょっと待って…?
状況が、状況が読めない
「いや~、今朝も一段と可愛いねぇ真那ちゃん」
「いや、そーじゃなくて」
じゃあ、何?
そんな顔で春弥は私を見る
< 16 / 30 >

この作品をシェア

pagetop