恋日和。
「あー、やべっ。俺今日日直だわー」
そういい残し春弥はいそいそと職員室に向かった

「おはよー」
聞きたいことがあるはずなのに、言いたいことがあるはずなのに、全て飲み込んでおはよう。そう言う

「おはよ、」
そして、何も言ってくれない真那に腹が立った
「居たんだ?」
「へ?」
「居たんだ、彼氏」
もう、ここまでくれば止まらない

「何、真那。アンタ、彼氏作らんとか、チャラチャラしたの嫌いやとかゆうといて、付き合ってんの有名な不良、穂高馬緒やんな。清楚な女子ぶって結局はそーゆー系でした、と?…はは、馬鹿らし」
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