甘いハチミツのように

｢うーん…悪いやつではないんだろうけど…

でもどうしたの？
さっきの事といい蜜が不良に深入りするなんて珍しいじゃん！｣



｢自分でもなんだかよく分かんなくて…良い人なのか、思った通りの不良なのか…

見分けにくいっていうか…やっぱよく分かんないやｯ｣

｢そっかぁ…でも今日の放課後話してみたりしたら分かるかもよ？｣


｢話す!?まさかｯ!!｣



｢やっぱダメかぁ…なんだったら付いていこうか？｣


｢ううん、大丈夫ｯ！(なんか真冬と新堂くんケンカになりそうなきがするんだもん…)｣



｢そう？なら良いけどなんかされそうになったらすぐメールしなｯ｣


｢それはありえないから大丈夫！｣



｢なんの話ししてんの〜？｣


｢うわｯ！奏兄！｣


奏兄は教室の入り口に立っていた。