甘いハチミツのように
そしてやっと軽く二言ぐら言って女の子達を落ち着かせ、静かになった。
「今なんか言ってなかった?」
あんなすごい歓声の中でコソコソ話してたのに感付くなんて…
「いつにもまして凄いなぁって!ねっ」
私がひっしにごまかすと
「うんッ」
と勢いよく真冬も頷いてくれた。
「そっか。てか充電切れたならどうすんだ?なんかあったとき危ないだろ?」
「私が付いてるから大丈夫ですッ」
真冬がそう言うと、
「そう?でも真冬ちゃんが付いててくれるなら安心したよ♪」
と奏兄は安心してくれた。
「でも2人とも女の子なんだから気を付けなよ?
じゃあ帰るねッ」
そういうと、奏兄は帰って行った。
「さすがの奏兄も今回ばかりは気付かなかったね」
「ぅん///」
「(真冬顔真っ赤だなぁ…)
じゃあそろそろ席もどるねッ」
「うん、また後で♪」
席に着いた瞬間、チャイムがなった。