甘いハチミツのように

居残り掃除

そして今日は５時間授業だったから授業も帰りのHRも早く終わり、掃除をするため皆が帰るのを待っていた。




｢蜜大丈夫？ホントは残って一緒に居たいんだけど、今日は稽古があったから…｣


真冬は不安そうにそう言ってくれた。


｢大丈夫だよ♪掃除だけだしっ｣


｢うん…帰ったらメールしなよ？｣


｢うんっ！｣


｢それじゃあまたね！｣


そういうと、真冬は心配そうな顔をしながら帰っていった。