私 アイツ あなた
高校に入れば、またチャラチャラと寄って来る
呼んでもないのに酔って来る仲間。
仲間なんて呼べないほどの他人。
俺は中学の頃と考え方も変わらなかった
所詮、他人行儀。
仲良くしとけば、いい。
そんなふりの日常だった。
みんなからの君。
仲間からのアイツ。
また今日も“仲間”に誘われて
合コンと言う裏の名前がついたカラオケに行った
きっと酔って来る。
楽しめればいい、どうでもいいような感情を持って
足を進めた。