あるわたくしの回想録

ある2日目




 それはそれは、なんとも寝心地の悪い雷の夜でした。
 中年の奥さまが一人、なにやら主人と口論を。ぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃと、延々と続いている模様。
 主人はため息を一つ。奥さまは気に食わないと言わんばかりに声を荒げてぺちゃくちゃちゃ。きりがみえません。


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