俺にしとけよ。

樹季が宇治原をかばう。

「宇治原には、手出させねぇぞ」
「早川……」
「それはどうだろうね」

男がナイフの先を向ける。

そこには血がついていた……

「江嶋…お前どっか切られたんじゃ!?」
「大丈夫!あたしは、大丈夫」
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