俺にしとけよ。

そんなささいなことにも感動した。

「あ、ここだよ俺の家」

クリーム色の壁をしたマンション。

オートロック式で、新しかった。

「お金持ちの家みたい……」
「はは、そう?まぁ家賃は親持ちだし」
「バイトとか、してるんですか?」
「カフェの店員」

すごく似合いそうなバイト。
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