[改良版]小学生と暴走族【夜桜】
「疲れた……」
私はため息とともに言葉を発した。
まったく、なんでこんな面倒くさいことをしなければならないんだ。
勉強してはいさようならでいいじゃないか。
「友達がいないから余計にそう感じるのかもしれないけどねー」
私にとって休み時間など鬼に等しい時間だ。
皆友達と笑い声をあげて話している。
私は一人窓の外をみているだけ。
最初の頃は担任も心配して色々と話しかけてきたが、今は諦めてしまったのか何もしてこない。
担任がそんなに諦め早くていいのか!
まぁ、私にとってもなにかと楽なんだけどね
一時期友達を作ろうと思った時があったが、同じクラスの人間観察をした結果、あまり必要性を感じないことがわかった。
だって……なんかドロドロしてるし……特に女子とか