[改良版]小学生と暴走族【夜桜】
圭一~side~
学校が午前中で終わって倉庫へ向かう途中、携帯が震えた。
「誰からだ……?」
携帯を開くと『非通知』の文字。
『……真田青は俺らが預かった。
返してほしければ、総長と幹部だけで時雨-シグレ-の倉庫にこい』
それだけ言って、すぐに電話を切った相手。
青が、捕まった?
俺はすぐに走り出す。
総長と、幹部……。
ってことは、俺と、櫂と、鈴。
3人でこいってことか。
それに、時雨。
聞いたことのある族。
総長が、一時期あの紅葉に入っていたらしい。
「……はぁっ」
やっと倉庫についた。
制服、走りづらい。
「……櫂!! 鈴!!」
学校が午前中で終わって倉庫へ向かう途中、携帯が震えた。
「誰からだ……?」
携帯を開くと『非通知』の文字。
『……真田青は俺らが預かった。
返してほしければ、総長と幹部だけで時雨-シグレ-の倉庫にこい』
それだけ言って、すぐに電話を切った相手。
青が、捕まった?
俺はすぐに走り出す。
総長と、幹部……。
ってことは、俺と、櫂と、鈴。
3人でこいってことか。
それに、時雨。
聞いたことのある族。
総長が、一時期あの紅葉に入っていたらしい。
「……はぁっ」
やっと倉庫についた。
制服、走りづらい。
「……櫂!! 鈴!!」