[改良版]小学生と暴走族【夜桜】
「おーい。
こっち手伝ってくれー」
一人の男子生徒がこちらを向いて手招きする。
「それじゃ、またな」
圭一が私を降ろして奥の部屋に行った。
私は鈴のところへ戻る。
「可愛いわぁー。
中学生なのよね?
どう?
帰りに一緒にどっか寄ってかない?」
「いや、あの……えーと……」
まだ口説かれてたのか。
「ねぇ、ダメ?」
おねぇ様の豊かな乳が鈴の腕にあたる。
こんなに堂々と口説いてもいいのか……?
鈴が私に気付き、ヘルプの視線を送ってくる。
さっき無視したくせにー!
……まぁ、しかたないか。
今度あんまんでも奢ってもらおう。
「鈴、私他の店回りたい」
私は鈴の腕を引っ張って言った。
「……あ、あぁ。
そんじゃ行くか!」
鈴は腕をおねぇ様の胸からするりと抜いて離れる。
おねぇ様は少し残念そうな顔をしていたが、私の顔を見るなり
「……お姉さんと回りましょうか!」
私の腕を掴んで出口へ向かう。