[改良版]小学生と暴走族【夜桜】
鈴にベッドのある部屋に連れて行かれ、ベッドの上におろされた。
「ちょっと待ってろ」
鈴は私に毛布をかけて部屋を出て行ってしまった。
「まさか私が熱をだすとは……」
昨日の雪合戦かなぁ?
……とりあえず熱を出したことに変わりはない。
体調管理は一番気を配るところなのに、それを怠ったということ。
治すことに専念しよう。
私は重い体を起こし、ベッドから出た。
うつしちゃ悪いよね……。
帰ろうかな。
私はよろけながらも、部屋を出た。