[改良版]小学生と暴走族【夜桜】
圭一~side~
あれだけ来るなと言ったのに、青がきた。
櫂を助けたあと、目の前にいる架空のやつらは次々と倒していく。
……強い!
この一言以外思い浮かばない。
どうしてこんなに強いんだ?
やっぱり、青の兄貴が関係しているのだろうか。
気づくと、もう3分の2ほど倒されていた。
しかし、だんだんペースが落ちていっている。
青は、すぐ後ろにいる敵に気づいていない。
「青!!」
俺はすぐ走り出した。
けど……。
間に、合わなかった。
ここで、俺はある言葉を思い出した。
「そいつは、どうやったら目覚めるんだ?」
「う~ん……。
青を護るために生まれた人格だから