[改良版]小学生と暴走族【夜桜】



アイスをちょうど食べ終わってゴミをゴミ箱に捨てた頃、またもや歩惟さんに抱き上げられた。


なんでみんな私を抱き上げるのが好きなんだ!


「別にいいとおもうよ?
青ちゃんがたとえ幼女でもロリでも私は全部受け止めてあげるわ!!」


……重症だこの人。


「むしろ幼女のほうが私好みよ!」


歩惟さんの好みは聞いてない……。


もう歩惟さんの腕の中から逃げる気さえおきないよぅ……。


心の傷がでかすぎる。


「歩惟、もうそのへんにしておいてやれ」


圭一が自分の世界に入り込んでいる歩惟さんを現実世界に引き戻す。


そして私を床におろした。


おお!


恋しかったぞ床よ!!


でも、いきなり目線が低くなると変な感じがするなぁ。


「身長がほしい……。
欲張らないからあと10センチ欲しい……」


「十分欲張ってるだろ」


櫂につっこみをいれられる。


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