[改良版]小学生と暴走族【夜桜】
夜桜の倉庫にいた全員が目を丸くした。
圭一の目を除いて。
「なんでいきなり海?」
一人が聞いた。
「俺が行きたいから!!」
圭一の目は小さな子供のように輝いている。
確かに……海なんてここ数年全く行ってないな。
ちょっと行きたいかもしれない。
「青は行きたいよな!?」
うぇ!?
いや、ちょうどいいけどさ!
なぜここで私に!?
えぇい!!
覚悟を決めろ!!
「……い……行きたい!!」