ピンフリ姫のわがまま!!

「本気。お前、1番大事なこと見失なってどうすんだよ!!」


そう言ってそっぽ向いていってしまった


「私が大事な何かを見失った!?」


わ…分からない!!

………ってかそんな訳ないもん!!


「あれ?姫!?変わったね~!!」


元気な声が教室に響き渡った…。この声は!!


「愛瑠ーっ♪*やっぱ愛瑠には分かるのね!!」


「だって、いっつも一緒にいるじゃん♪*」


「ありがと~*」


「姫、凄い清楚だよ!!」


私はこの一言で泣きそうだった顔がぶっ飛んだ


「「えええぇぇっ!?ピンフリやめたの!!」」


愛瑠の一言でやっと私だと気づいた

クラスメート達が私を見て一気に声をあげた。


「そっ。ちょっと気分転換♪*」


「素敵になったねぇ!!」


「こっちの方が良いよ~☆」


「か…可愛い!!」


な…何よ!?見てみなさいよ!!王子さんよ?


私、可愛いってさ。前より良いってさ。

何がキモイのよ!?私がそんなに嫌いか!?


髪だって私はうねりっ毛だからストレートに

するの大変だったんだぞ!!
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