DEVIL`S ARMS
屋上にあるベンチが隆二の特等席。
いつものようにそこに寝転がり、ほかの生徒の笑い声や短気な英語の教師の怒鳴り声を聞きながら何をするでもなくぼーっとしていた。
夢か幻かもしれないが急に見えたディアボロスという謎の怪物、ディアボロスが宿った右腕はいったいなんだったんだろうか…。
考えても答えなんてない疑問を抱えながら空を流れる雲を眺めていた。
いつもと変わらない風景だった。
自分の右腕を空にかざし、じっくり見てみた。
右の手首に見慣れないアザがある…
トライバルのタトゥーのようで、手首を一回りしていて手の甲の方には紋章のようなものが見える。
事故の時に何かの拍子でついたんだろうとそのときは思った。
いつものようにそこに寝転がり、ほかの生徒の笑い声や短気な英語の教師の怒鳴り声を聞きながら何をするでもなくぼーっとしていた。
夢か幻かもしれないが急に見えたディアボロスという謎の怪物、ディアボロスが宿った右腕はいったいなんだったんだろうか…。
考えても答えなんてない疑問を抱えながら空を流れる雲を眺めていた。
いつもと変わらない風景だった。
自分の右腕を空にかざし、じっくり見てみた。
右の手首に見慣れないアザがある…
トライバルのタトゥーのようで、手首を一回りしていて手の甲の方には紋章のようなものが見える。
事故の時に何かの拍子でついたんだろうとそのときは思った。