DEVIL`S ARMS
第一章〜選ばれた男〜
己の存在意義
…じ。
…うじ。
…ゅうじ。
…りゅうじ。
りゅうじ!
隆二!!起きて!!
あわてた様子でおれを起こしているのは、同級生の山本 洋子。
話したこともないが、とてもきれいな顔が印象に残っていたので名前は知っていた。
どうでもいいが話したこともないのに呼び捨てだ。
「よかった!!死んじゃってるのかと思った…」
涙目になりながらぎゅっと手を握りしめられて、思わず手を振り払ってしまった。
「おれは生きてるのか?」
「生きてるよ!隆二のバイクがぐちゃぐちゃになって道路に転がってるのを見たときには絶対に死んでると思ったよ。」
どうやらおれは生きているようだ。
と言うことはさっきまでの話は夢だったんだな。
起きあがって洋子と一緒に自分のバイクの様子を見に行ってみると唖然とした。
バイクは半分くらいの大きさに縮んでしまい面影が残ってるのはシートから後ろにかけての部分だけだ。
…うじ。
…ゅうじ。
…りゅうじ。
りゅうじ!
隆二!!起きて!!
あわてた様子でおれを起こしているのは、同級生の山本 洋子。
話したこともないが、とてもきれいな顔が印象に残っていたので名前は知っていた。
どうでもいいが話したこともないのに呼び捨てだ。
「よかった!!死んじゃってるのかと思った…」
涙目になりながらぎゅっと手を握りしめられて、思わず手を振り払ってしまった。
「おれは生きてるのか?」
「生きてるよ!隆二のバイクがぐちゃぐちゃになって道路に転がってるのを見たときには絶対に死んでると思ったよ。」
どうやらおれは生きているようだ。
と言うことはさっきまでの話は夢だったんだな。
起きあがって洋子と一緒に自分のバイクの様子を見に行ってみると唖然とした。
バイクは半分くらいの大きさに縮んでしまい面影が残ってるのはシートから後ろにかけての部分だけだ。