送りバント
2時間ほど探しただろうか。
自動販売機というものはこんなに見つからないものなのか?
いや有るにはあった。ここまで40台の自動販売機を見た。しかしどれもおでんしか売っていない。
俺は途方に暮れていた。
そんな時、聞き覚えのある声を聞く、

クリ「投く~ん。」
マネージャーのクリスタルだ。きっと俺が帰って来るのが遅かったので心配して来てくれたんだ。ブスだけど今だけは天使に見える。

クリ「私。オレンジジュースね。言うの忘れてたから。」

投「悪魔か!」
ただのブスでは無いと思ったがここまでとは…。クリスタルはそのままグラウンドの方に帰って行った。


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