ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
北星から近いといっても、それでも、けっこう距離があるよね?


「…………」


そんなことを考えても、仕方がない。


全く知らない人じゃないし……とりあえず……頭でも下げとく?


そう思って、少し会釈をしたのだけど……無愛想な男の子は、ツ……と視線をあたしから逸らした。


「……っ!!」


感じ悪い!!


そう思ったけど……。
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