ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
「あ……。
愛斗くんはね、今度……。
お料理教えてくれるって」


「…………」


「お料理できる男の子なんて……すごいよね~」


「…………」


「そ……それから、えっと……。
かずく……。
じゃなくて……。
一輝くんは……。
む……無口だけど……。
それも……悪くないよね~」


「…………」


「ほ……ほら……。
クールっていうか……」


言いながら、思いっきり顔が引きつった。


だって、かずくんのこと、全然そんな風に思ってないから。


でも、それも笑いに変えて……。




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