ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
本当ならイヤなハズの北星学園が、光り輝いて見えちゃうくらいに!!


そんなことを思いながら、両手を胸の前で合わせると……。


「おまえ……。
俺のダチの話をするときには……。
嬉しそうに、笑顔を見せるんだな」


窓の外に顔を向けたまま、五十嵐くんは、ボソッと呟いた。


「そんなにアイツ等が、気に入ったのか?」


「……え?」


「おまえの男ギライが治るほど」


五十嵐……くん?


なに……言ってるの……?


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