ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
「だ・か・ら・さ・☆」


そう言いながら、あたしからみんなに視線を移し、天池くんはウインクしながら親指を立てた。


「みんなでランチしよ~よ~。
このままお別れなんて、寂しいじゃん」


それに対して……。


フンと軽く鼻を鳴らし、目をつむったのが、玲央くん。


「いいね、ソレ。
そうしよう」


優しい眼差しであたしに笑うかけたのが、愛斗くん。
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