ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
「本当は、古久保が頼まれてたらしいけど。
どうしても先生に用事を言いつけられたって。
あ~。
そうそう。
コレ!!
証拠に見せて、渡せって!!」
男の子は、ポケットから小さな紙を取り出して……あたしの目の前に、さしだした。
そこには……。
この前の合同授業の後、みんなを待ってるふたりっきりのときに、楓ちゃんが書いてくれたあたしの似顔絵があった。
『心優ちゃんってさぁ。
うさぎみたいだよね~。
しかも、耳のたれたヤツ~』
どうしても先生に用事を言いつけられたって。
あ~。
そうそう。
コレ!!
証拠に見せて、渡せって!!」
男の子は、ポケットから小さな紙を取り出して……あたしの目の前に、さしだした。
そこには……。
この前の合同授業の後、みんなを待ってるふたりっきりのときに、楓ちゃんが書いてくれたあたしの似顔絵があった。
『心優ちゃんってさぁ。
うさぎみたいだよね~。
しかも、耳のたれたヤツ~』