ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
それに……あの……絵。


確かに……。


楓ちゃんが書いてくれた……あたしの……絵。


あのとき……まわりに、誰もいなかったし。


『僕が心優ちゃんにソレを渡すときは、僕が煌様を諦めるときだから!!』


その意味を知ってるのは、あたしと楓ちゃんのふたりしかいない。


それなのに……。


それをこの人達が持ってるっていうことは……。


この人達が知ってるっていうことは……。
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