ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
「まぁまぁ」


愛斗くんが、玲央くんの肩を抱いた。


「そのくらいにしておけば?」


そのひと言で、玲央くんの小言はおさまったから……。


やっぱり愛斗くんは、優しい!!


見た目の柔らかさだけじゃない!!


そう思って感動と感謝の眼差しを向けたら……。


「玲央好みにしつける時間は、たっぷりあるだろ?
だって、2日間を過ぎても、専攻は同じなんだし。
ただ……、守る必要がなくなるだけで」


愛斗くんは、あたしをチラリと見て、クスッと笑った。







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