ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
「……え……」


それって……?


なんか……ものすごく……キケンな予感!!


ジリジリジリ……あたしが数歩、後ろに下がると……。


あたしの体を抱きとめた五十嵐くんが、あたしの耳元で囁いた。


「みんながおまえに、興味を持っても仕方がない。
それほどおまえは、魅力的な存在なんだから」


「……っ」


やだっ。


まだ、朝なのに。


五十嵐くん、なに言ってるの!?

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