俺様社長の溺愛
「もう、遅いですから、帰ってください」


私の言葉で、

屋上を去った香華さん。

・・・

これで、よかった・・・?


確かにいじめの黒幕だったとしても、

あんなに良くしてくれた

香華さん。


・・・

良かったと、納得するしかなかった。


・・・修二さん。

・・・ごめんなさい。


泣きながら、小さな声で

何度もつぶやいた。


『何があっても傍にいろ』

その約束は、守れそうにありません。

そんな時、

突然なりだした携帯。
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