俺様社長の溺愛
「いや、とにかく中に入れ。

びしょ濡れじゃないか?

傘、持ってなかったのか?」


「はい・・・」


急な通り雨で、

びしょ濡れになっていた私。

・・・

涙を見られずに済んだのは、

幸いだった。

私をバスタオルにくるんだ修二は、

「着替え、貸すから、着替えてこい」

そう言って、服を手渡した。


・・・

着替えた私は、

修二の香りに包まれていた。


・・・

「修二さん」
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