俺様社長の溺愛
お店に入ると、健ちゃんから、

カウンターから手を振っている。

私は健ちゃんの横に座った。

「すみれ、疲れた顔してるな」

「もう、クタクタ。ああ・・・

もう少し、普通の部署に行きたかった」


私はビールを飲みながら、

健ちゃんに散々愚痴っていた。


…時計は、7時を指していた。


急に私の携帯が鳴りだした。


見たことない番号・・・

恐る恐る電話に出ると…社長だった。


「岩下さん、今どこにいる?」

「エ…母の店ですけど」

「そうか、今からそちらに向かうよ」

「エ?!あの…私、もうお酒を・・・」

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