俺様社長の溺愛
「ところで君、兄貴のなに?」


「え・・あの・・」



「オレの婚約者だけど?」

困っていると、修二さんが、

横から言い放った。



「今までに、見たことないタイプだね。

兄貴のどこがいいの?冷たくて、

無表情に近いのに?」


・・・

私の前で、

冷たい態度も、

無表情も、

見たことがない。


「あなた、お兄さんのこと、

勘違いしてるんじゃないですか?」

私の言葉に、目を丸くした。
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