俺様社長の溺愛
「ごめんなさい・・」


「謝るなよ。惨めになるだけだ。

いつでも俺のとこ来いよ。

いつでも面倒見てやる」


そう言って笑った雅也が歩き出した。


「雅也さん、どこへ?」


「まだ祝福できないって言っただろ?

オレはどこかに消えるさ」


「…明日」


「社長の就任式には、

笑って会おう」


その言葉を最後に車に乗り込んだ。


・・・

取り残された私と、修二さん。
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