俺様社長の溺愛
気持ち的な問題なんだろうけど。

誰にも見せない、この寝顔がたまらない。

「…もう、起きたのか?」

見つめていると、

修二さんが目を覚ました。



「もう、起きる時間ですよ。

今日は、就任式が、あるでしょう?」

そう言って微笑むと、


「そうだったな。・・・

新婚に浸る時間もないな」

そう言って私を抱きしめた。


「修二さんは、青木財閥・青木コンチェルン

の社長ですよ?しっかりしてください?」



「たまには、二人きりで、

デートくらいしたいだろ?」


「毎日がデートみたいだから、

そんなこと思いません。

いつでも修二さんが傍にいますから、

それだけで幸せです」
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