俺様社長の溺愛
「すみれ」


ギュッと抱きしめて離してくれない。


「もう、そんなに抱きしめないでください。

苦しいですよ・・・」


そんな言葉とは裏腹に、

私も修二さんを抱きしめる。


「言葉と、行動が伴ってないぞ?」


「・・・」

笑ってごまかした私。


毎晩ラブラブな日々を送る、

1年経っても、

新婚気分が抜けない私たち。


「そろそろ子供が欲しいな」

なんて、ボソッと呟いた修二さん。

その言葉に真っ赤になる私。

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