俺様社長の溺愛
入社式が終わり、

私は、会場の後片付けを手伝っていた。

・・・

「さっきはどうも」

声がする方に向き直った私は、

目を見開いた。



・・・

さっき、私に手を振った男だった。


「・・・何か?」

事務的な感じで質問した。


「アンタの名前が知りたくて」


・・・あんた?

私より、年下のはずなのに、

アンタ呼ばわりするなんて・・・

気に入らない・・・


「そんな時間があったら、

自分の部署に行って、仕事の一つでも、

覚えてください」

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