俺様社長の溺愛
私の言葉に、

藤田さんの顔は真っ赤になっていた。

・・・やっぱり。

と、思っていると、車が止まった。


「オレの気持ちは、誰も知らないことだから、

他言無用だよ?」


私は笑顔で頷いた。

いつも、キリッとした人なのに、

意外な一面が見れて、嬉しかった。


・・・

私は車の外を見た。

マンションについていた。

・・・そう言えば、ここに住んでることを

知っているのは、社長だけのはず・・・

私は、藤田さんの顔を見た。

「何で知ってるんだって顔してる。

もちろん、社長に聞いたんだよ。

君に何かあったときは、

助けてやってくれって言われてるんだ」
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