俺様社長の溺愛
結局、仕事が終わる時間になっても、

すみれは戻らなかった。

・・・

一体どこへ行った?

何があっても、

仕事をすっぽかすことなんて、

絶対なかったはずなのに・・・


午後9時。

ようやく仕事を終えたオレは、

帰ろうと、

社の玄関までやってきた。

・・・


そこで、

オレの足は動かなくなった。


「待ってました」

そう言ったのは

須藤と言う新入社員だった。
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