俺様社長の溺愛
「そろそろ帰ってもらえますか?

…シャワーも浴びれていないので」


私の言葉に、目を丸くした。


「なんで?」


・・・ちょっと殴ってやりたくなった。

ダメダメ・・・

今幸せな一時を過ごせてるのは、

修二さんのおかげなわけで・・・


「修二さんが、一晩中、

離してくれませんでした」


「エ・・じゃあオレは君と?」

?!

「ち、違いますよ!酔ってた修二さんの

腕枕で寝ただけです」

私は慌てて誤解を解いた。

「・・・そういうこと」

ちょっと残念そうな顔をした。

…残念なんかじゃないんだけど。
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