俺様社長の溺愛
「ずっと、待っていた。

すみれだけを…」


「・・・香華さんは?」


「え?」


「付き合ってたって聞きました」


「もう、耳に入ってたのか・・・

ほんの少しの間だけだ。

香華とは、付き合うというより、

良き相談相手だった。オレには、

恋愛感情なんて、なかった」



「でも、香華さんは・・・」


「…もう、何も言うな」

誰もいない部屋の中、

私たち二人、たくさんのキスを交わした。

・・・

突然、修二の携帯が鳴りだした。
< 48 / 287 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop