俺様社長の溺愛
「青木財閥の会長の息子で、名前は修二。

歳はまだ35歳。普段はとても明るくて、

優しい方よ。社員の信頼も厚いわ。

仕事もテキパキとこなして、

右に出る者はいない程」


「凄い方なんですね」


「じゃあ、入るわよ・・・

失礼します。社長、今日から入社した

岩下さんを連れてきました」


社長の椅子がこちらを向くと同時に、

私は頭を下げた。


「君が岩下さんだね。よろしく」


頭をあげて、顔を見た。

・・・若い。

社長になんて見えない。

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