俺様社長の溺愛
ドアを開けると、・・・

すみれが、うつ伏せになって、

デスクで眠っていた。


「こんな時間まで、仕事を?」

デスクの上には、山ずみの書類が・・・

・・・

「可愛い顔で寝ちゃって・・・」

顔をツンツンと突いても、

起きる気配がない。

・・・

こんな時間だ。

もう、みんな帰って、

夜警のおじさんしかいないな。

オレは、軽々と、すみれを抱き上げると、

駐車場に向かった。

…途中、案の定おじさんに出くわしたが、

シーっと、指を口に当てて静止させた。
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