俺様社長の溺愛
「じゃあ、行くよ」

「あ、だから、どこへ?」


「そんなの気の向くまま」

鼻歌交じりに言った春也は、

車を出した。

・・・

こんな適当で、

よく社長が務まってるな。

と、感心してしまった。


・・・・


2時間ほどドライブして着いたのは。


「きれいな海」

「だろ?日本に来たら、必ず、

ここにドライブにくるんだ。海ってさ、

全世界の国に繋がってるだろ?

ちっぽけな悩みも吹き飛んで、

また頑張れるんだ」


「…ですね」

何も考えてないようで、

ちゃんと考えてるんだ。

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