俺様社長の溺愛
「まさか!私は彼氏持ちよ。

ほら、今出張中の前田君」


「へ~、そうなんだ」


・・・

私はふと、後ろから、

冷たい視線を感じた。


香華さんだった。


咳払いを一つしたので、

洋子さんは頭をかきながら、

自分の席に戻ろうと立ち上がった。


その時、小さな紙を一つ、

デスクに置いていった。

それには、携帯番号と、

いつでも連絡して。と書かれていた。

私はとても嬉しかった。
< 9 / 287 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop